・井尻又兵衛 (クレヨンしんちゃん)
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普及の名作・あっぱれ戦国大合戦に登場する武将。
本来はしんのすけと出会う前に銃で撃たれて死ぬはずであったが、しんのすけのおかげで命を救われ彼ら一家を元の時代に戻す協力をすることになる。
しかし、運命は変わらない。
【打たれて死ぬ】
という結果が、しんのすけのおかげで伸びただけであり、最後の合戦勝利後に出所不明の銃弾をあび絶命することになる。
また、彼の最後の言葉は愛する姫への伝言ではなく、しんのすけへの礼であった。
しんのすけが他人のために涙を流した数少ない人物である。
ガッシュベルには散り際がカッコいい人物が数多く存在する。
バリー、テッド、ラギュウ、ウォンレイ、etc…
その中でもウマゴンは背景を知っているからこそ心に残る散り際を披露する。
最後の敵・クリアの元に近ずくため砲弾を避けつつ猛スピードで走るウマゴン。
しかし、彼の体はすでにボロボロであり戦うどころか走ることすらままならない。それでも彼はガッシュと清麿を乗せ必死に走る。
やがてパートナーであるサンビームが体を心配し本を燃やしたため体がすけ始める。
ガッシュは涙を流し、正々堂々戦って決着をつけられないことを誤るが、ウマゴンはかつて母に言われたことを思い出していた。
「助けたいと思えた人を助けられたら、それは本当に幸せなこと。あなたはきっと笑顔で…」
崩壊していく体を機にすることなく、ウマゴンは涙をながすガッシュを見つめると、無言のまま満面の笑みを浮かべて魔界へと消えて言った。
最終戦を終えやくめを果たした彼は、自らの願いを叶えることなく消滅をまつ。
自分の未来は道具のように戦い続け、助ける価値のない多くの人間を助けるという決まったもの。願いが叶わない今…それは変わることのない決定事項だった。
「アーチャー」
マスターである凛が駆け寄り、心配そうに見つめる。
彼女はいまの彼氏がこのまま成長したら彼と同じ人生を合わせてしまうことに不安を抱いていた。
するとアーチャーは笑顔をみせ振り返る。
「私を頼む、知っての通り便りようのないやつだ」
誰よりも詳しくしる過去の自分。
それを任せられるのはマスターである凛だけだ。
「答えはえた。大丈夫だよ遠坂、俺ももう少しだけ頑張ってみるからさ」
これまでの一人称は私であり、マスターのことも凛とよんでいた彼がここにきて過去の呼び方に戻る。
そうして彼はもとの時代にもどり、うんざりしていた守護者としての役割を続けることにした。
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